入院費を滞納するとどうなる

入院は生きていれば大抵の人がいつかお世話になるものです。ケガで入院の場合もあれば病気で入院の場合もありますし、検査をするから入院する人もいるでしょう。そしてこの入院はある程度のお金がかかります。それなりに高いですよね。しかも入院をするのはお金を持っている人だけではありません。例えホームレスの人であっても体調が悪くなれば入院せざるを得なくなります。ホームレスは少し極端な例なのですが、通常の生活をしている人で入院費を滞納するとどうなるのか気になりませんか?

入院費を滞納した時の対応は基本的には病院毎に異なります。しかし病院は身体の悪い人や困っている人を助けないわけにはいかない精神で作られているので、それなりに柔軟な対応をしてくれるでしょう。例えば退院時にそれまでにかかった全ての入院費を請求されることはまずありません。多くの病院で分割払いに対応してくれるはずです。それでも滞納してしまうと病院側は患者さんに支払いを督促します。払う意志がないと感じればその患者さんに支払い能力があるのかどうかを調べることになるでしょう。病院によっては入院費の滞納をした時点で保証人に請求することもあるようです。このあたりも病院によって違うのであらかじめ確認しておきたいですね。家族や親戚など他の人に迷惑をかけることにも繋がりますから。

あまりケースとしては多くありませんが、支払い能力があるにもかかわらず入院費を滞納していた患者さんに対して裁判を起こした自治体もあります。これも当然と言えば当然。病院側もお金が入らなければ医療を提供し続けられないわけですから、滞納者には厳しく対応するしかないでしょう。


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