母子家庭がもらえる児童扶養手当ての申請方法

母子家庭の生活の安定と自律を促進するための制度である児童扶養手当て。この児童扶養手当の支給を受けるには、父母が婚姻を解消、父が死亡、父から1年以上にわたり遺棄されている母が婚姻しないで生まれた、などの理由に該当する必要がありますが、母子家庭の場合はその多くが受給の対象となっていると考えられます。

この児童扶養手当ての申請方法は、お住まいの自治体の児童扶養手当担当窓口に必要書類を持参し、認定請求を行なうという形になります。

各自治体によって差はあるものの、多くの自治体では、印鑑、保護者および児童の戸籍謄本、住民票の写し、前年の所得証明、保護者および児童の健康保険証、加入状況が確認できる年金手帳などの書類が必要となります。あわせて申請者名義の振込みを希望する金融機関の預金通帳が必要となる場合もあります。

児童扶養手当ての申請時期は随時で申請された翌月分から支給となりますが、支払い時期は書類等の調査後、認定されてからとなります。

児童扶養手当ての支給が決定され受給できるようになっても、毎年8月頃(自治体によって違う)に前年所得や扶養の状況などを記載した現況届を提出する必要がありますので、必ず忘れないように提出しなければなりません。また児童扶養手当ての給付には、多くの自治体で所得制限が設けられています。制限所得額や必要な書類に関しては、各自治体によって違いがあります。


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