感情と看護―人とのかかわりを職業とすることの意味

看護の中で一番日の目を当ててもらえなかった領域というのが感情だと著者は本書の中でいっています。

生死、不安や葛藤など、痛みと苦しみを目の前で見ている仕事をしている中で、白衣の天使という偶像たる役割も多くの人から期待されていて、感情労働者が、感情についてここまで語ってもいいのかと思えるほどさまざまなことが正直に記載されています。

看護の仕事をしている人のみならず人と係わり合いがある仕事をしている人すべてが読むといい1冊です。


「感情と看護?人とのかかわりを職業とすることの意味」では看護婦がなぜ疲れ巣の課ということから振り返りそれが感情労働だったことにも気がつかせてくれています。

巻き込まれたりしないで共感する、怒ったりしてはいけない、うんざりしてはいけないなど、看護の仕事は肉体労働でもなくて頭脳労働でもなくて、根本的には感情労働だったのです。


これまで隠されてあまり表に出されなかった感情というものをキーワードにして人とかかわる仕事をする人の気持ちを語りつくしている本です。


「感情と看護?人とのかかわりを職業とすることの意味」は単なる看護師の本だと思っている人もいるかもしれませんがそうではなくて患者が読んで看護師にかかわる人が呼んでもいい本です。

そしてサービス業の人にとってもやりきれないことが多かったり、自分の感情を押し殺してサービスをしていることにやりきれなさを感じている人にとっても読む価値がある1冊です。

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